2012年 05月 01日
宮城県の山元町で、ボランティア。後編
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昨日のつづき。
僕のボランティア活動は、単純明快だった。
竹田さんという方が
もう一度この場所で農業ができるように
お手伝いをすること。
ヘドロで覆い尽くされた土地を
昔の状態に近づくように、
スコップでひたすら掘り出した。
人間ってすごいね。
ボランティアの内容を聞かされたとき、
用水路を掘り起こす作業だけで
作業時間が終わってしまうんだろうなと思ってたのに、
男7人で作業したらたったの1時間で終わった。
といっても、やることは山のようにあるので、
スコップでひたすらヘドロを掘り出す。
竹田さん曰く、
竹田さん家に来たボランティアは
僕らが今年初めてだったそうで、
いつも休みの日にひとりで地道に
作業をしているとのこと。
作業の終わりの時間がやってきて、
最後にボランティアをした皆で
竹田さんに挨拶したんです。
そしたらね、竹田さんがね、
「今日はありがとうございました。助かりました。
ここが綺麗になったら、ここで呑みましょう。
ごちそうしますから、綺麗になった所を見に
また来てください。」
って満面の笑みで言ってくれたんです。
悲しみを乗り越えた笑顔だからなのか、
すごく素敵な笑顔で、
こっちが元気づけられてしまいましたわ。
僕がお会いした山元町の方は、
下を向いてる人なんていなくて、
明るい未来がやってくるのを
見据えてるかのように、みんな元気でしたよ。
僕の場合、
ボランティアに行く前と行った後では、
海外旅行に行ったことがあるか、ないかの
違いくらいしかないと思う。
外人になって帰ってきたわけでもないし、
外国語をしゃべれるように
なったわけでもないんだけど、
過ごした時間は有意義な時間でした。
また行こっと。
ちなみに僕が参加したのは、
“甲斐のめぐみ”という名の
ボランティアツアー。
blogmura
また明日。バイビー
by t_toshiyuki19
| 2012-05-01 23:15
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